カテゴリ:現代音楽



music · 15日 8月 2022
『瓶覗(Kamenozoki)』創作プロセス第二弾です。 2年間のZOOMミーティングでは、楽器を演奏する者たちが時差を超えて画面越しに顔を合わせるものの、音楽家が楽器なしに話すのは実りがあまりに少なく、正直なところ収穫に対してフラストレーションも溜まる時間ではありました。...
music · 13日 8月 2022
Kamenozoki 創作プロセス1
日独共同プロジェクト『Kamenozoki』、昨日無事に終演しました。 ドイツ人のプロジェクトパートナー、レア・レッツェル(Lea...
music · 15日 2月 2022
オルガンの為の作品は、圧倒的に中央ヨーロッパの作曲家による作品が多い。 オルガンの楽器が持つ宗教的性格を考えれば当然ではあるのだけど。 教会の中という、音楽全体の世界から見ると閉ざされた空間で発展していったオルガンは、残念ながら他の楽器に比べるとグローバル化するのに時間がかかっているように思う。...
music · 07日 2月 2022
あっという間に月が変わってしまった。 感染者数が日に日に何倍もの数で増え、あちこちで休園や休校が急増し、 対面授業ができたと思ったらオンライン授業が続き、毎日が途端に不安定になった。 と思ったら月日が経つのが恐ろしく早く感じられるようになった。 余裕なんてとてもない、ということなんだろう。...
music · 02日 1月 2022
新しい年になった。 今年は去年よりも少しでも良い年になって欲しいと切実に思う。 年末から突然ブログをハイペースで書いているが、何となく自分の中の整理であり記録のようなものであり、また音楽に関する自分の思考を言語化する練習のような意味でもあるように感じている。...
music · 28日 12月 2021
何日か前から1枚のCDを繰り返し聴いている。 2008年、メシアン生誕100年を記念してドイッチェグラモフォンから出された「メシアンへのオマージュ」である。 弾いているのはメシアンの名手、ピエール・ロラン・エマール。...
music · 20日 12月 2019
そろそろ次年度のコンサートシリーズをちゃんと考えないといけない。 グレイス・チャペルのオルガンで今とてもやりたい企画の一つに、 オルガン×電子音楽というのがある。 私はもともと電子音楽のファンという訳ではなくて、 むしろ電子音は苦手でアナログ音にこだわりたいとさえ思っている。...
music · 19日 12月 2019
夏にケルンから帰国する際、現代音楽のための音楽祭に招いてくれた友人が私に、「良いスタートを!」と声をかけてくれた。 「現代音楽にちゃんと取り組みたい」という思いから、研修まで取ってしまった訳だけど、 実のところ秋以降には思った以上の出会いと展開があった。...
other concerts · 22日 8月 2019
ケルンのSt.Peter(聖ペーター教会)は現代音楽(と現代芸術)のための場所。 この教会に私が初めて訪れたのは2007年。 2006年に始められた現代オルガン音楽のための国際フェスティバル、orgel-mixturenに参加し、 当時開催されていたマスタークラスを受講したのがきっかけでした。...